カナダ行き留学用航空券の購入How to!

留学用航空券の種類

私のケースは片道運賃?往復運賃?

留学に使われる航空券の種類

片道運賃

【特徴】
往路のみの片道運賃。
【メリット】
・滞在期間の制限が無い。
・帰国時のフライトは自由に購入できる。
【デメリット】
・片道運賃の設定がない航空会社も多くある。
・購入額が割高になることが多い。

 

 

 

往復運賃(FIX)

【特徴】
往路も復路も変更ができない往復運賃。
【メリット】
・購入金額が最安値。
【デメリット】
・変更が一切できないため長期滞在に合わない。
・1ヵ月、2ヵ月を超えるFIX運賃は設定が少ない。

 

 

 

往復運賃(FIXOPEN)

【特徴】
有効な滞在期間中に復路の変更が可能な往復運賃。
【メリット】
・片道運賃と比べ割安に購入可能。
・有料になるものの何回も変更が可能。
【デメリット】
・空港や航空会社の変更ができない。※2
・最長でも1年を超える滞在ができない。
・最初から1年後の復路便を購入できない。

NOTE
※1:FIXOPENの往復運賃は『1年有効運賃』、『3ヵ月有効運賃』と表記されることが一般的です。
※2:航空会社によって空港が変更できるFIXOPENもあります。

片道運賃

1年近い滞在や、1年を超える滞在を希望されている全ての方にお勧めです!

ご利用条件:学生ビザやワーキングホリデービザの許可証があること。
帰国用航空券を購入する資金力があること。

自由度の高さが魅力的

  • 1年以上の滞在や、帰国時の旅行にも対応できるのは片道だけ!

海外からの帰国便は意外と安い!

    • カナダ発の片道運賃は7万~9万円(直行便利用)
    • カナダ発の航空券は日本でもカナダでも購入可能

※繁忙期や混雑によって上記のお値段を超える場合があります

 

往復運賃(FIX)

1週間~2ヶ月程度の滞在かつ帰国日の変更が無い方にお勧め!
購入条件:特に無し

変更しないお客様には最安値!

      • 1ヶ月~3ヶ月程度の短期留学に最適です。
      • 一部の航空会社には長期間のFIX運賃設定があります。
      • 留学スケジュールが確定しているようでしたら長期滞在でもご利用可能です。

追加代金をお支払いしても変更は不可

      • 急に予定が変わってしまった場合でも変更はできません。
      • 未使用チケットの返金も譲渡もできません。

往復運賃(FIXOPEN)

1年以内の滞在を希望されている方で、空港の変更が無い方にお勧めです!
1年有効運賃でもご予約時に取れるのは、10ヶ月~11ヶ月先のお日にちまで。
仮の帰国日で購入し、留学中に帰国日を変更することでご希望のお日にちに帰国するプランです。

長期滞在を希望される方の7割が1年有効運賃を利用されています

      • 日系航空会社をはじめ多くの航空会社で設定があるため、選択肢が広くなります。
      • 片道運賃と比べ割安になることが多く、多くの方に選ばれています。

ここに注意!

      • 長期滞在される方は1回分の変更代金をご予算に入れてご検討ください。
      • 帰国日の変更をし忘れてしまうとチケットは無効になってしまいます!
      • 1年以上の滞在ができません。延長する可能性がある場合は片道をご利用下さい。
      • 復路変更時に都市が変更できない運賃がありますのでご注意ください。

片道運賃購入の目安

往復運賃+変更代金1回分ー片道運賃>8万円(海外発の片道運賃)

      • 往復のトータル金額
      • お帰りのチケット代金

例:19万円+1万円ー11万円=9万円

この場合は片道がお勧め!

 

直行便と経由便を比較する!

NOTE
経由便では、アメリカ経由とアジア経由は難易度や手続きが全く異なるため、分けて考えましょう。

直行便

安心・安全の直行便!

【こんな方にお勧め】
・海外が初めての方 ・未成年者 ・到着時間に制限がある方 ・長時間のフライトを避けたい方

お勧めポイント
      • 経由地の天候や乗継フライトを気にしなくても良いため災害に強い
      • 直行便はバンクーバーまで最短8時間35分(韓国経由でも14時間20分)
      • カナダに夕方までに到着するなど良いフライトスケジュール
 


アメリカ経由

難易度が高いアメリカ経由

アメリカでの乗り換えは以下の手順が必要となります。

①ESTAの取得 ②荷物のピックアップ含め米国での入国審査 ③乗り継ぎカウンターで荷物の預け直し
④ターミナルの移動含む乗り換え

※想定乗り換え時間2時間~2時間30分

お勧めポイント
      • 片道運賃は比較的お安いお値段設定
      • 経由便ではタイムロスが少なく最速(バンクーバー行きで12時間程度)
注意点

往復運賃は変更代金が高く、ルールも変わりやすいためお勧めできない

アジア経由便

コストパフォーマンスに優れた経由便

アジア各国での乗り換えは以下の手順が必要となります。

      1. 到着
      2. 保安検査
      3. 出発ゲートへ移動

※荷物のピックアップや入国手続きは不要です。一般的にターミナル移動もありません。
※想定乗り換え時間40分~1時間

お勧めポイント
      • 直行便と比べ5万円~8万円ほどお安くなるケースが多くなります。
      • 地方空港にも国際線の発着があるため、便利にアクセスできます。
      • お勧め乗り換え空港【ソウル・仁川空港、台北・桃園空港、香港国際空港】

購入のタイミング  早すぎず遅すぎずのタイミングがあります

ご購入はビザが出てから!

航空券のお見積りはビザが出る前でも大丈夫です

お問い合わせは3ヶ月前が目安

お席も十分ありお値段もそろっているためお勧めのタイミングです

航空券・運賃の仕組みを知る

航空券代金が決まる三つの要素

出発日 ✖運賃設定✖ 混雑状況

航空券・運賃の仕組みを知る①

〇出発日で値段は変わる
出発日 ✖運賃設定✖ 混雑状況

      • お盆時期や年末年始など需要のある時期はそもそも設定が高い!
      • 運賃の境目があり、1日違うだけで5万円以上変わることも・・・

 

1月中頃~4月後半、9月後半~12月中頃、5月中
6月~7月前半、8月後半~9月中頃
7月中頃~8月中頃、GW、年末年始

航空券・運賃の仕組みを知る②

〇運賃が設定されないとチケットは買えない
出発日 ✖運賃設定✖ 混雑状況

・運賃設定は半年ごとが一般的!
上期:4月以降の出発は12月~1月に発表 /下期: 10月以降の出発は7月頃に発表
※10月以降の運賃は通年出ていることも多くなっています

・航空会社の運賃改定は予告無し!
※予約中でも発券していなければ運賃がなくなることがありますのでご注意ください。

航空券・運賃の仕組みを知る③

〇安いお席は早い者勝ち!
出発日 ✖運賃設定✖ 混雑状況

      • お見積りは常に時価(混雑状況によってお値段が常に変動します)
      • お値段が安くても混みやすい時期がある
        (往路:1月前半、3月後半)(復路:12月中旬~後半)
      • エコノミークラスだけでも10種類以上の座席設定有り!
        お安い席が埋まると1つ上のランクのお席でのご案内となります。
        ※航空会社によってお値段の設定数は異なります。

 

航空券はお値段によってルールが異なります。
ご購入の際は以下のポイントに気を付けましょう!

・変更が可能なチケットか?
→現在販売されているプランでは変更が不可な1年FIX運賃がございますのでご注意ください。

・発券後のキャンセル返金が可能か?
→最安値のプランは返金が一切無いものがあります。ご購入後になんらかの事情でキャンセルをする機会があるかもしれません。極力キャンセル可能な運賃をお選びいただくことをお勧めします。

・提携のある航空会社の乗り換えか
→2社以上の航空会社を利用する乗り換えが発生する場合は提携の有無によって乗り換え方法や乗り換え時間など大きく変わります。
遅延等で乗り換えができない場合、保証が無く振替ができないケースもございます。

お値段だけではなく条件にも注目して航空券を購入しましょう!

よくあるご質問&トラブル

チケット購入前に想定外を無くそう!

よくある質問①

・預け荷物について

  • カナダへのフライトは原則23kg以内の荷物が持ち込みOK!個数は航空会社、運賃により異なります。
    なお、別途サイズの制限もあります。
  • スキーや自転車などのスポーツ用品も条件があるものの持ち込みOK!

※一部の航空会社はルールが異なりますのでご購入前にご確認下さい。

よくある質問②

・eチケットレシートについて
:プリンターがなくて印刷できないのですが、問題は無いでしょうか?
A:パスポートがあればチェックインは可能です!
チケットは必ずしも印刷する必要はありませんが、弊社では可能な限り印刷してお持ちいただくことをお勧めいたします。
スマホ等で常に出発時間や便名を確認できる状態にしてください。

トラブル事例①

・出発当日予約が無い!?
ネットで最安値だったWEB系の旅行会社でチケットを購入。
当日チェックインカウンターに行ったら予約が無いので搭乗ができないと搭乗拒否をされてしまった。
購入した旅行会社を確認したが、海外の旅行会社でやり取りは全てメールかつ返事が来ない。。。

時々、ありえないお値段の運賃が検索でヒットすることもあります。予約が無かったこととの関係性はご不明ですが、できる限り日本出発時は国内の旅行会社での購入をお勧めいたします。

トラブル事例②

・国内線の遅延で国際線も無効に
台風で予定していた国内線が遅延したため、羽田発の国際線に乗り遅れてしまった。事情を説明したが国際線のチケットは無効になった。

台風や大雪などのときに多いこのトラブル。
国内線と国際線のチケットを分けて購入した場合に起こってしまいます。
国内線と国際線を一緒に購入することで回避できます。