COPENHAGENコペンハーゲン

「世界一幸福な国」が代名詞として使われるデンマーク。物価や税金は高いものの社会保障制度が充実していて医療費、教育費、介護費が無料だったりと国民の満足度が高い。なにより外国人も手続きを踏めば同様の制度が適用されるなど、外国人へのサポート体制が充実しているのも大きな魅力の一つ。また、デンマーク留学でおさえておきたいのが「フォルケホイスコーレ」という全寮制の成人教育機関。学位や資格の取得はできないが、17歳半以上であれば空きがある限り誰でも入学が可能で、学費、寮費、食費すべてを含めて一か月10～15万程度という低価格で通えるのも教育に力を入れているデンマークならではです。

首都コペンハーゲンは「北欧のパリ」とも呼ばれ、運河沿いは色とりどりな木造家屋やレストラン、カフェが立ち並ぶ美しい景観と開放的な雰囲気で常に観光客で賑わうスポットです。そこから10分ほど歩くと世界初の歩行者天国「ストロイエ」が広がります。“ストロイエ”とは、デンマーク語で“歩く”という意味で、ロイヤルコペンハーゲンなどの王室御用達老舗ブランドからデンマーク雑貨のショップが集まり、デンマーク土産を買うならこの通りに行けば間違いなし！

有名な観光名所にデンマークを代表する童話作家アンデルセンが書いた「人魚姫」の像があります。また、現王室の住居であるアメリエンボー宮殿はデンマークのロココ様式がとても美しい宮殿。正午に行われる衛兵交代式は、格好がおもちゃの兵隊のようで、時間になると観光客が集まります。

19世紀に建設された世界で最も古い遊園地「チボリ公園」は、街の真ん中に位置し、コペンハーゲンの人々の心の故郷として親しまれています。アンデルセンも童話の構想を練りにしばしば訪れたとか。